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公園デビューに目覚めた頃
団地に住んでいた時代のことをたまに思い出す。
団地の中には、公園があった。
ぶらんこや滑り台や砂場やジャングルジムもあった。
そこに越して来たばかりの頃の私は典型的な無気力主婦だった。
夜更かしグセがついていたので昼すぎまで寝ていた。
夫は単身赴任で不在。
子供は、まだ赤ん坊だったし。
仕事もしていなかったし。
お気楽そのものだった。
ぐうたらもよいとこだった。(今もさほど変わりませんが)
あの頃自分が1日何をしていたかということをあまりよくは思い出せない。
夫が、毎日帰ってきていたらまだ少しはメリハリがあったかもしれない。
週末には、帰ってきたけれど。
週末は、夫に連れて行ってもらって1週間分の食料などの買出しなどに行った。
週末以外は、ひとり暮しとほとんど変わらない状態だった。
赤ん坊の面倒は、見てはいたけれど。
それ以外は、うだうだとTVなどを見ながらごろごろしてだらだらと不健康な毎日を送っていた。
まわりとのつきあいもなくひきこもりに近い状態だった。
朝の十時くらいになると公園で遊ぶ子供たちの声が聞えてきた。
でも私たちはまだ寝ていた^^。
ある日子供が窓から公園をのぞいていた。
公園で遊ぶ子供たちを見ながらなんとなくうらやましそうにしていた。
きっと遊びたいのだろうな。
その時はっと気がついてのである。
このままではいけない。
こんな不健康で不規則な生活をしていたんじゃこの子のためによくない。
規則正しい生活をしなくては!!
よし、明日から、私もあの公園でこの子をみんなといっしょに遊ばせるぞ!!
そして私も心を入れ替えてこんなぐうたら無気力主婦とはおさらばするぞ。
そしてあのお母さんたちの仲間入りして公園で世間話とかして普通の主婦に近づいて見せるぞ。
いざ普通の主婦を目指してがんばるぞ!!
私は、公園デビューすることを決意したのだった。
手始めに私は子供を乳母車に乗せて「主婦の友」を買いに出かけた。